早くも蒼白に戻りかけるドクロッグちゃんの顔色。

お菓子も終わっちゃったからまた待ってるのもつまらないし、

鈴ちゃんの「ねんりき」で手っ取り早く血液注入!

傷口から血液が入り込むからすぐにそこを焼き鏝で止血。

じゅっじゅっと焼き鏝を押し当てて、剥がすときは皮膚が付いてこないよう慎重に。

二人で一緒にやったらすぐに済んだけど、心臓止まっちゃった。

すぐに「ねんりき」で直接心臓マッサージ。すぐだったから生き返ったよ。

良かったぁ、このまま死なれちゃつまんないもんね。

でも、生き返っちゃったことにがっかりしたみたいで、

舌を噛んで自殺をしようとするんだよ。まったくもぅ。

鈴ちゃんに止めてもらって、猿轡噛ませちゃった。
 

鈴ちゃんと一緒に肩と太ももの付け根のボタンを押すと、

足は開脚。腕は後ろに曲げられていく。

猿轡の隙間からお昼の中身が零れてくるから、

あまりの痛さに気持ち悪くなっちゃったのかな?

腕は後ろ手に組んだような形になって、

足は開脚の限界を超えてもまだ止まらない。

足が顔の横に来る頃にはまた気絶しちゃってた。

肩の所からは裂けた筋肉が血に染まり、足は半分もげたようになっちゃった。

腕も足も、腱が切れちゃったからもう動かせない。
 

気絶してるドクロッグちゃんの胸の赤い部分を触ったら結構ぷにぷにしてた。

「ひかりのかべ」と「リフレクター」の二重の壁の中に二人で入って、

「ねんりき」で浮かんだ輸血用の針がぷちゅんと刺さった。

ぱぁんと破裂した赤い袋の中には毒がいっぱい詰まってたみたいで、

紫色の液体がいっぱい降ってきたけど、鈴ちゃんのおかげで何とも無かったよ。

目を覚ましたドクロッグちゃんは意識が朦朧としてて、

またすぐ気絶しちゃいそうだった。その表情もまた可愛いんだけどね。
 

気絶しないうちにと、鈴ちゃんと一緒に最後の髑髏のボタンを押す。

頭が固定されている部分が後ろに傾く。

首に食い込む金属ベルトに引っ張られながら、天井を仰ぐ。

さらに倒れて、後ろが見えるようになったところで、

ドクロッグちゃんは死んじゃった。

首のところから骨が飛び出して、気管も血管も切れちゃってるもん。

もう心臓マッサージしても無理だね。
 

ドクロッグちゃんを置いて、鈴ちゃんと一緒に研究室に戻る。

二人とも笑いすぎてお腹痛いし、ドクロッグちゃんの血でべたべただけど、

とっても楽しかったから満足。鈴ちゃんも同じみたい。
 

今回のドクロッグちゃんも可愛い顔をいっぱい見せてくれたけど、

やっぱり、鈴ちゃんの笑った顔が一番可愛い。

これからも一緒にいろんなお友達の可愛い顔を見ようね。